アジアの喧騒と夕陽、マンダリンオリエンタル ・バンコクに到着

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マンダリンオリエンタル・バンコクで過ごす休日

世界中で高級ホテルが増え続ける中で、バンコクのマンダリンオリエンタルは孤高に独自の道を歩んでいます。オリエンタルホテルとして開業した当時の面影をとどめ、コロニアル時代の名残であるバトラーサービスなど、現在の他のホテルでは考えられないようなサービスが残っています。

ビジネス都市の側面をもつバンコクは東京からの直行便の数が多く、2泊や3泊の旅行でも楽しめる場所です。週末のお休みを1日多く取って、食も美味しいバンコクでリゾート滞在をするのはいかがでしょうか。

※マンダリンオリエンタルバンコクはこの記事の訪問当時から改装され、より綺麗になっています。

オリエンタルホテルの送迎でホテルへ

空港からはマンダリンオリエンタルの送迎サービス(有料)を利用しました。ホテルに送迎サービスを頼んでおくと、ホテルに入った時に「ご宿泊ですか?どなたですか?」みたいなことがなく、名前などを把握した係の方が車までいらして、そのまま部屋へと案内をしてくださいます

どの部屋のカテゴリーであれ、フロントでチェックインを待ったり、立ってチェックインをする必要はありません。

これは旅行全般に言えることかもしれませんが、これまで滞在していたホテルよりも次に使うホテルに送迎を頼むと、より良い体験になる気がします。

マンダリンオリエンタル・バンコクの送迎はBMW 7シリーズのみで、3400バーツ前後

マンダリンオリエンタル・バンコクに到着

バンコク・マンダリンオリエンタルの正面玄関口です。黒塗りのリムジンが沢山並んでいるのは壮観です。

華やかなロビーを通り抜けて部屋へ行きます。夜などはバンコクの地元の人にとっても社交の場となるようで、あまりカジュアルな格好では歩けないような雰囲気でもあります。

マンダリンオリエンタルの一般的なお部屋

お風呂は最新の作りではありませんが、重厚な作りで、大変優雅な印象です。この上なく清潔で、タイのレモングラスなどの香りがリゾート気分を高めてくれます。

マンダリンオリエンタルのアメニティ。この他にレモングラスの香りのバスオイルのボトルも付いていました。

部屋からの景色はチャオプラヤ川です。新しいホテルに比べると部屋は古びた感じがし、お世辞にも広くは無いです。

ただ、そこをサービスと雰囲気でカバーしてしまうのがマンダリンオリエンタルです。新しいホテルは世界中にいくらでもありますから、ガラス張りで斬新で、、という部屋は他のホテルで楽しめば良いのです。

ホテル内を散策

ホテル内はブティックやレストランが並んでいます。活気のあるバンコクの旧市街にありながら、ホテル内は都市型ホテルというよりは高級アジアンリゾートといった雰囲気で、のんびりと、しっとりとした時間が流れています。

こちらはアフタヌーンティが開催されるオーサーズラウンジです。マンダリンオリエンタルのメインともなる歴史のある建物で、プールの脇にあります。

こちらの一階がアフタヌーンティーの会場になっています。

今回は残念ながらアフタヌーンティーを楽しむ時間はありませんでした。

一日中ゆっくり。マンダリンオリエンタルバンコクのプール

リゾート滞在の場合、一番大事なのがプールです。プールサイドに着くと、すぐに係のお兄さんが笑顔でタオルを敷いてくださいます。

プールは規模は大きくありませんが、大人でも足の着かない深さがあります。プールサイドにひっそりと階段があり、地下のロッカールームへと繋がっています。ロッカールームにはシャワーや沢山の清潔なタオルも完備されていますので、部屋で着替えて行く必要はありません。

このように屋根のあるカバナもあり、誰もいないようであれば使用することができます。日差しを避けたい場合やゆっくり静かにくつろぎたい方にオススメです。

スタッフの方はお水を持ってきてくださったり、時々シャーベットのようなものを持ってきてくれるスタッフさんもいらっしゃいます。

マンダリンオリエンタル・バンコクのレストラン

レストランは館内に幾つかありますが、私はホテルからチャオプラヤ川を挟んで対岸にあるレストラン「テラスリムナーム」に行きました。

テラスリムナームでタイの夕景を見ながらディナー【バンコク・マンダリンオリエンタル】

対岸にはマンダリンオリエンタルの2つのレストランやジムがあります。

  • Sala Rim Naam
    • サラリムナームは、ディナーショーを行う屋内レストランです。(公式リンク
  • Terrace Rim Naam
    • テラスリムナームは、川沿いの屋外にあるタイ料理のレストランです。(公式リンク

好みはあると思いますが、私は屋内の目の前で誰かが踊っているの観るというのはどうも窮屈に感じてしまい、よりタイを感じられるテラスリムナームにしました。

マンダリンオリエンタルの対岸にあるテラスリムナーム

マンダリンオリエンタル・バンコク の館内には幾つものレストランがあります。

今回はチャオプラヤ川の対岸にあるレストランに行きました。チャオプラヤ川を挟んで対岸(ペニンシュラの横あたり)にマンダリンオリエンタル の敷地があり、そこにホテルのジムやレストランがあります。ホテルの船で渡っていくので、アジアらしい雰囲気も抜群です。

対岸には2つのレストランがあります。

サラリムナームは、伝統的なタイ舞踊などのディナーショーを行う屋内レストランです。(公式リンク

テラスリムナームは、チャオプラヤ川沿いのテラスにあるタイ料理のレストランです。(公式リンク

ショーを観るか、タイの川辺の景色を観るか、ということになると思いますが、私は今のタイを感じられるテラスリムナームにしました。

どちらも事前に予約してから向かうことをオススメします。

テラスリムナームへは船で

マンダリンオリエンタルには、ロビーからプールを挟んだ反対側に船着場があります。予約してある旨を告げると、船を出してくれます。

この船は無料で、特に用がなくても行きたいと言えば出してくれますし、ペニンシュラやシャングリラホテルへ行く場合は船で送迎もしていただけます。

ゾクッとしてしまうほど美しい夕景でした。景色を見たい方は明るいうちに渡ることをオススメします。

間も無くテラスリムナームが見えてきました。素敵な雰囲気です。

Terrace Rim Naam(テラスリムナーム)はタイ料理のレストラン

バンコクの風を感じながらチャオプラヤ川を行き交う船が見えるレストランです。

バンコクのマンダリンオリエンタルが素晴らしいのは、ホテル内の誰に頼んでも予約を受け継いでくださることです。プールサイドで頼めば予約の担当者を呼んで来てくださったり、館内を歩いているスタッフに急にレストランの質問をしても携帯電話で担当部署に空き状況などを聞いてくださいます。「ちょっと分かりません」「あちらで聞いてください」なんてことはありませんし、困ったように躊躇する様子もありません。

対岸にはマンダリンオリエンタルのホテル棟が見えます。

私の好みですが、テラスリムナームへは暗くなる前に川を渡るのがオススメです。夕日〜夜景と刻々と変わりゆくトワイライトの時間帯は本当に美しいです。

こちらはアラカルトで一品ずつ頼むことができるレストランです。タイ料理がメインですが、辛いものが苦手なかたも調整をしてもらえます。フレンドリーながらもキチッとしたスタッフに話してみると良いでしょう。

お値段は日本の少し高めのタイレストランと同じくらいで、1皿300バーツから。日本の高級ホテル並みの高級価格という訳ではありません。(上のレストランのリンクから進むと、お料理のお値段も出ています。)

ホテルでの食事のオススメ

美食に溢れるバンコクの街に繰り出すのもいいですが、大切な人との時間や移りゆく夕刻をゆっくり楽しみたい場合、あまり移動できないお年寄りと一緒の場合などは、ホテル内のレストランでゆっくり過ごすのもオススメです。

時間がない時こそ慌ただしくウロウロしてしまうものですが、また来ればいいやという余裕で、今の大切な時間を楽しむのも良いのではないでしょうか。

ドレスコードに要注意(違う意味で)

夕方の風が吹いていますが、屋外なのでまだまだ暑いです。暑さが苦手な方は気分が悪くならないよう、ご注意ください。男性はドレスコードを考えるとあまり涼しくはできませんが、出来るだけ薄手にするなど涼しい服装にしていくことをオススメします。

マンダリンオリエンタル・バンコク【ザ・ヴェランダ】での朝食

バンコクのマンダリンオリエンタルといえば、「オーサーズラウンジ」でのアフタヌーンティが有名ですが、同じく有名なのが川沿いのレストラン「ザ・ヴェランダ」での朝食です。

朝のチャオプラヤ川を行き交う船を眺めながら、ゆっくりと朝食を食べることができます。

新鮮なマンゴーもありました。

バンコクのマンダリンオリエンタル「ザ・ヴェランダ」での朝食は種類が決して豊富な訳ではなりませんが、マンゴーなど、上質なものが置いてありました。

チャオプラヤ川を行き交う船を眺め、朝の動き出すバンコクを感じながら食べる朝食はとても優雅なものでした。

短期間のお休みでも行けるバンコクのリゾート

日本からはプーケットやクラビと行ったアジアリゾートには殆ど直行便がありません。乗り継ぎのあるリゾートに行く日数は取れないけど、南国のリゾートを楽しみたいという場合には、マンダリンオリエンタル・バンコクで朝食を食べ、プールサイドでのんびりと過ごすのも良い過ごし方です。

おまけに大都市ですから、食事やパーティには事欠きません。のんびり過ごしたい方はホテルで、気分転換で賑やかなクラブやレストランに行きたいという方はホテルからタクシーを捕まえてすぐです。

少し値段は高いですが、一生記憶に残る旅行となりそうです。

 
https://thepacificshore.com/traveltips/bangkok_oriental_shangrila_peninsula/

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