まだまだ秘境のラオス。エキゾチックな古都ルアンパバーン旅行記

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ラスボス

ラオスのルアンパバーンを訪問しました。山間の谷に広がるルアンパバーンは街全体が世界遺産になっています。黄金の仏教寺院にブーゲンビレアの花が咲き乱れ、エキゾチックで素敵な古都でした!

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まだまだ秘境のラオス。エキゾチックな古都ルアンパバーン旅行記

ラオスの古都、ルアンパバーン(ルアンプラバン)を訪問しました。

ルアンパバーン はラオス北部の山奥にあるこじんまりとした街で、世界遺産の街並みや仏教寺院のお坊さんたちによる托鉢、美しいエメラルドグリーンの池を泳ぐことができるクアンシーの滝など、見所、魅力が満載の場所でした。

日本からは直行便がないのであまり訪問者は多くありませんが、『プルマン・ルアンパバーン』のような一流ホテルもオープンし始めています。まだまだ人の少ないうちに訪問されてみてはいかがでしょうか。

今回はルアンパバーン 全体についてのお話です。それぞれの詳細は後ほど別に書きたいと思います。

ルアンパバーン はどこにある?


ラオスのルアンパバーンは、ラオスの北部の山間部にある古都です。

位置的にはベトナムのハノイ中国南部の昆明にも近く、昆明やハノイ からはバスや飛行機があり、ハノイ からルアンパバーン は飛行機で1時間もかからず到着します。

ラオスは日本人であれば査証が不要です。とても気軽に訪問できます。

ルアンパバーン への行き方

ルアンパバーン へは、近くのハノイ や昆明はもちろん、タイのバンコクやシンガポール、カンボジアのシェムリアップ からも直行便が出ています。

ルアンパバーン(LPQ) へ直行便のある主な都市(2020年1月現在)
  • バンコクドンムアン(エアアジア)
  • バンコクスワンナプーム(タイ国際航空、バンコクエアウェイズ)
  • チェンマイ (ラオス国営)
  • ハノイ(ベトナム航空、ラオス国営)
  • シェムリアップ (ベトナム航空)
  • 昆明(中国東方航空)
  • ビエンチャン(ラオス国営、ラオ・スカイウェイ)

※ 飛行場は決して大きくなく毎日運行ではないフライトもありますので、要注意です。外国人が集まるバンコクへの本数が最も多く、一般的であるようです。

私はカンボジアのシェムリアップ からベトナム航空の便で到着しました。帰りはバンコクエアウェイズのバンコク行きです。飛行機での離着陸は山を大きく迂回して飛びます。

ルアンパバーン の見どころ5選

私が選んだ「古都ルアンパバーンの見どころ5つ」をお伝えします。

1. プーシーの丘

街の中心にある丘で、ルアンパバーン の街並みを見下ろすことができます。深い山並みと赤い屋根の家々、黄金の仏教寺院など、いつまでも見ていたい光景でした。
メコン川の光景も見ることができました。プーシーの丘はサンセットが有名で、夕陽を見るために山頂はぎゅうぎゅう詰めになります。私は朝食前に訪れましたが、人が少なくとても綺麗でした。
気軽に訪れたい方は、旧市街のホテルに宿泊するのがおすすめです。

2. クアンシーの滝

ルアンパバーン を有名にするもう一つの観光スポットが、クアンシーの滝です。ルアンパバーン の郊外にあり、駐車場から少し歩いていくと美しいエメラルドグリーンの滝が幾重にも続きます。
一部の滝壺は泳げるようになっていて、これが何よりもクアンシーの滝を有名にしている点です。
私も泳いで見ましたが、水がひんやりと気持ちよく、それでも冷たすぎず、最高の気持ちのいい体験でした。
現地の人や世界からの観光客が楽しそうに泳いでいて、心が解き放たれるような気持ちの良い時間でした。
たくさんの小魚が寄って来るので、全身ドクターフィッシュ状態になる場所もあります。ちょっと気持ち悪いですが、痛くはありません。笑

3. ルアンパバーン世界遺産の街並み

ルアンパバーン は旧市街全体がユネスコの世界遺産になっています。
緑の多い可愛らしい街並みは徒歩で回ることのできる大きさです。
街中には至る所に仏教寺院があります。

4. ルアンパバーンを世界的に有名にした托鉢

ルアンパバーン はとても朝の早い街です。仏教寺院から続々と出てくる僧侶による朝の托鉢の光景は圧巻です。
観光地化していると揶揄されているようですが、現代では仕方のないことかもしれません。私は深く考えず少し遠くから見ていましたが、一度は清々しい朝の托鉢の光景をご覧になることをお勧めします。

4. ルアンパバーンの朝市と夜市

托鉢の後は朝市へ。夜市よりも地元の方向けで、魚などがダイナミックに売られています。
日本では見かけない様々な食品や商品が並び、見ているだけで楽しいです。
夜には街の中心部で夜市が開かれ、大賑わいに。ラオスのローカルフードや南国フルーツのドリンク、お土産のお買い物などの楽しみがあります。
お土産屋さんが所狭しと並び、南国フルーツのスタンドや食べ物の屋台も並んでいました。

ルアンパバーンのホテル

ルアンパバーン は世界的な観光地ですが、あまり世界的なチェーンホテルは展開していません。

観光に便利な世界遺産地区は古い建物が多いので大規模なホテルはなく、バックパッカー向けのホステルや小さな宿が多いです。できれば清潔で安心なホテルに泊まりたいという方にお勧めなのが、そこそこ規模があり5つ星の以下の4ホテルです。

アヴァ二+ルアンパバーン Avani + Luang Prabang

ルアンパバーンの世界遺産地区としては珍しくモダンで、規模のある高級ホテルです。町の中心部にあり、夜市は目の前です。プーシーの丘も徒歩圏です。

ソフィテル・ルアンパバーン Sofitel Luang Prabang

フランスのアコーホテルズグループの代表格、ソフィテルです。ルアンパバーンでは唯一の世界ブランドの高級ホテルとも言えます。元々刑務所だった建物を改築しているようで、少し変わった作りです。世界遺産地区にあるMギャラリーby ソフィテルとの間にはシャトルバスが運行されています。

アマンタカ

言わずと知れたアマンリゾーツが運営する、ルアンパバーンの最高級ホテルです。1泊10万円以上する日も多く、少し街の中心部からは離れていますので、のんびりと滞在形の旅行を満喫されたい方にお勧めです。

プルマン・ルアンパバーン Pullman Luang Prabang

ルアンプラバンの郊外にある、ソフィテルと同じフランス系のホテルです。ルアンパバーンでは唯一の大規模で新しい外資系ホテルです。宿泊しましたので後述します。

1泊目は 3NagasMギャラリー に宿泊してルアンパバーン市内を満喫

私は1泊目は市内に泊まりたいと思い、市内にある3ナガスMギャラリーに宿泊しました。

こじんまりとしていながらも、ソフィテル系の安心感があります。皆さんフレンドリーでホスピタリティに溢れていました。

 

ただ、世界遺産地区なので古い建物をリノベーションしてあり、部屋はミシミシと音を立てていました。新しいホテルが好きな方は、同じソフィテル系のプルマンの方が良いのかもしれません。

世界遺産の市街地に宿泊すると、夜市はもちろん、早朝のプーシーの丘や朝市、僧侶による托鉢などを時間を気にせず徒歩で気軽に楽しむことができます。初めてルアンパバーンを訪問する際は、少なくとも1泊は市街地に宿泊することをお勧めします。

ラオスの田園風景を満喫できるリゾート【プルマン・ルアンパバーン】

2泊目からは郊外にあるプルマン・ルアンパバーンへと移動しましたが、控えめに言ってもプルマンは最高でした。 清潔感に溢れ、プールの向こうに静かな田園の風景、飲み物を持ってきてくれるラオス人のスタッフの方の笑顔、とても楽しい滞在になりました。

2018年に、ラオスのルアンパバーン(別表記ルアンプラバン)の郊外に、フランスのアコーホテルズ系列のホテルプルマン・ルアンパバーン(Pullman Luang Prabang) がオープンしました。

ラオスは外資系のホテルが少なく、特にアメリカ系のヒルトンやハイアット 、マリオットなどはまだありません。また、アジア系のマンダリンオリエンタルやシャングリラ、ペニンシュラと行った超高級ホテルもまだ無い状態です。

その中にできた本格的なリゾートホテル、プルマン・ルアンパバーン は非常に貴重な存在とも言えます。

私たちは2泊だけの滞在でしたが、夕陽に輝く田園風景の中に広がるプールを満喫し、笑顔で親切なラオス人のスタッフの方々もあり、最高のバケーションになりました。

プルマン・ルアンパバーン の敷地内を散策

広大な敷地の中に、2階建ての宿泊棟が幾つか点在しています。中央には大きな空間とプールがあり、池や田んぼも造成されています。夕刻の時間帯は特に綺麗でした。

朝食ビッフェやディナーはロビーの近くにあるレストランでいただきました。シェフはフランス人の方で、朝食にあったパッションフルーツのジャムが美味しいので売っていますか?と聞くと、地元の農家から仕入れていて非売だけど美味しいと言ってくれるのならと、売ってくださいました。

プルマン・ルアンパバーン のホテルの様子

部屋はモダンなデザインで、とても清潔です。

ラオス感はありませんが、まだ新築という印象で気持ちいいです。

プルマン・ルアンパバーン のプールサイドでラオスのリゾートを満喫

新しいホテルなので植栽がまだ成熟しておらず、日陰が少ないのが難点です。しかしラオスの青い空、深い緑の山々や田園風景を眺めることができ、プールサイドの雰囲気はとても良かったです。特に夕日の時間帯などはお勧めです。

プールに入っていると、頼んだコーラを水辺まで持ってきてくださいました。ラオス人のプール係さんの日に焼けた笑顔が最高です。

プールサイドのレストランH2O

H2Oというプールバーがあります。飲み物や食事もあります。ピザを注文すると、プールサイドのチェアではなく、近くにあるテーブルにセッティングをしてくださいました。

都市型のホテルとは異なり、そこまでお値段は高くありません。何より味が美味しいです。

小規模なフィットネスジム完備、ロッカールーム・シャワーも清潔

プールの脇には、フィットネスジムやロッカールームが完備されています。

各ロッカーにはタオルが備え付けてあるなど、細かな点まで清潔で行き届いています。

プルマン・ルアンパバーン の場所・行き方

気になるプルマンの場所ですが、ルアンパバーン の市街地から車で約10〜15分ほど走った場所にあります。

プルマンからルアンパバーン の町の中心部まではシャトルバスがありますので、そちらを利用するのがお勧めです。

空港には定額制(事前払い)の乗合タクシーがあり、不安な場合はホテルの送迎をお願いするのも良いかと思います。

私たちはルアンパバーンの世界遺産の街中で1泊し、その後にプルマンへ移動しました。帰路はホテルの有料送迎を使い、空港まで40分ほどで到着しました。

プルマンは、ルアンパバーンの街からクアンシーの滝への途上にあります

クアンシーの滝までの途上になりますので、クアンシーの滝に行く場合はプルマンに滞在中に行くと若干ですが距離を省略できます。

プルマンがクアンシーの滝への訪問者に無料で用意してくれるバッグ。

プルマンに滞在中にクアンシーの滝に行くと伝えると、このようにホテルが無料でバスタオルを用意してくださいます。ホテルで手配したガイドさんとクアンシーの滝、象乗りを楽しんだ後、牧場でティータイムです。

ティータイム

ラオス人のガイドさん。

牧場にいるとラオスとは思えず、長野にいるのかアメリカにいるのか、という雰囲気ですが、こののんびりとした時間も好きでした。

是非再訪したい、ラオスの古都ルアンパバーン

ルアンパバーンは花が咲き乱れたエキゾチックな世界遺産の街並み、エメラルドグリーンに輝くクアンシーの滝など、とにかく美しく絵になる光景が多く、印象に残る滞在となりました。

ラオスは東南アジアの中ではまだまだ空路が少なく、また欧米人はビザが必要なこともあり、他の国ほどに混沌とした喧騒がないのも良い点です。人々はシャイですが、フレンドリーな人が多いのも旅を良い印象にしてくれました。

私は特にプルマンでの滞在が好きで、プールの向こうに広がる静かな田園の風景、飲み物を持ってきてくれるラオス人のスタッフの方の笑顔、最高の滞在でした。

お読みいただきありがとうございました!

 

※一部の写真のウォーターマークが異なりますが、全て私が撮影したものになります。

 

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